- 自分らしい生き方ってなんだろう
- ありのままの自分ってどんな人間なんだろう
- 自分の強みってなんだんだろう
「自分らしく」生きよう!という風潮が高まっているからこそ、
なんだか自分探しばかりしているなぁ。
と感じる方も増えている印象です。
自然体で生きるって、聞こえはいいけど実行するのは難しかったりしますよね。
そこで今回は、
自分らしく生きるために、「自分探し」ってそもそも必要ないんじゃない?
という視点のもと、「自分探し」をせずに自分らしく生きる方法についてご提案していきますね。
1つの考え方ですが、私はここに尽きるよなって感じています。
自分探しが辞められないのは、言葉にとらわれているから
自分を探す方法っていろいろありますよね。
自分を探しに旅に出る!
という、なんだかドラマとか漫画でありそうなやり方から、
- 友達に相談してみる
- 占いを受けてみる
- コーチングを受けてみる
- 本を読んでみる
- 分析ツールを使ってみる
などなど、たくさんの方法が思いつくかと思います。
もちろん、それぞれに価値はあって、
こんな自分の一面もあるんだ💡
という発見はたくさんあるかなと思うのですが。
これが私の自分らしさを表す言葉だ!と、言葉にとらわれていると
自分探しが終わらない
に繋がってしまいます。
たとえば、
- 絵を描くことが「私らしい」
- 人との繋がりを大事にするのが「私らしい」
- 家族の時間を大事にするのが「私らしい」
- 物質よりも体験を重視するのが「私らしい」
そんな風に、自分らしさを言葉で表現した場合、たしかにそれはそれで間違ってはいないとしても、
条件が変われば、「私らしい」の在り方は変わる
のです。
スランプに陥れば、当然絵を描くことが楽しくないと感じる時もあるし、
生理前のイライラしている時は、人との関りにウンザリすることもあるし、
素敵な物に出会ったら、高くても買いたい!って思うものです。
そもそも「自分らしさ」を言葉という型にはめるのは、難しいんですよね。
逆に言えば、自分らしさを言葉で表現できない状態だとしても、全然気にする必要はないってことです。
自分のサービスについてのコンセプトだったりは、明記が必要な場面はありますが、
自分らしく生きることと、コンセプトはまた異なるものです。
コンセプトはあくまで「方向性を表す考え方」であり、自分らしさはもっと大きな概念になると私は考えています。
私の「自分らしい生き方」ってこういう生き方だ!
と、言葉で表現することなく、そして「自分らしさ」に焦点をあてることなく、自分らしく生きる方法については次の見出しで解説していきます。
自分でも気付いていない器質などを知るツールとしては◎なのですが、「自分らしく生きる」を外部からの情報にゆだねてばかりだと、迷子になりがちです。
自分の感覚や感情が、自分らしさを教えてくれている
自分らしく生きるためには、
自分らしさを言葉で表現することにとらわれない
とうことが大切だと、お話ししましたが。
では、自分探しのループから抜け出し、自分らしく生きるためには何が必要か、という部分を一言で表現するのであれば、
自分の感情・自分の感覚に耳を傾ける
ココにつきると私は思っていまs。
毎日って、選択の連続じゃないですか。
とある研究によると、人は2秒に1回、なにかしら選択をしているらしいです。
無意識による選択が大半ですが、多すぎるでしょ、日々の選択。
1日の出来事ってその選択の連続で積み上がっているものなんですよね。
だから、自分らしく生きるためには、その1つ1つの選択の時に、「自分らしい」方を選ぶことが重要でして。
「自分らしい」方を選んでいるときが、すなわち
自分らしく生きている
ということになるんじゃないかなって思うんです。
じゃぁ、その「自分らしい」選択をしていくために何が必要かと言うと、
自分が「快」になる選択をするスキル
なんですよね。
(感情を、「快」「不快」という2択に分けた表現です。詳しくは下の記事にて。)
そして、自分が「快」になる選択をするスキルを身につけるためには、
自分の「快」という感情・感覚にスポットを当てる
これなんじゃないかなと思います。
長くなってきたので、この見出しの内容を順序的にまとめると、
- 自分の感情・感覚に耳を傾けると
- 何に対して「快」になるのかが分かり、
- 日々の選択で「快」を感じられる方を選ぶことに繋がる。
こんな感じになります。
そして、これは
「快」を感じているって「自分らしく生きている」ということ
という考えのもと、価値を発揮します。
感情や感覚って、自分らしく生きているかどうかのコンパスのようなものだと思っていて、
- わくわくしている
- 心地がいい
- 楽しい
など・・・
つまり、「快」を感じている状態。
- つまらない
- 焦りを感じている
- イライラしている
など・・・
つまり、不快を感じている状態。
こんな感じで、自分らしさのレールに乗っているのか、レールから外れているのかっていうのは、感情や感覚が教えてくれるものだと思っています。
だから、自分らしく生きるためには、自分にとって「快」と感じる方へ、日々選択できればそれでOKということになります。
ただ、ここで問題なのが、
自分の感情や感覚をおざなりにするような生活を送っていると、「快」なのか「不快」なのか、判断する感度が鈍ってしまう
ということ。
- 我慢のしすぎ
- 疲れていても休まない
- 頭ばっかり動かしすぎ
- とにかく行動!でも行動の時に生まれる感情や感覚に焦点を当てていない
こんな状態では、自分らしく過ごせているのかどうなのか、判断する機会が作れません。
つまり、自分らしく生きるためには、
まずは自分の感情や感覚に耳を傾け、敏感に感じ取ってあげる
という自己愛的なことがカギになっているんじゃないかなという結論でもあります。
自分らしく生きるために、「自分らしさ」を意識する必要はない
この記事にポイントをまとめると、
- 自分らしく生きるためには、自分らしさを言葉で表現できなくてもいい
- 毎日は選択の連続!「自分らしい」に繋がる小さな選択が、自分らしい生き方に繋がっている
- 「自分らしい」方を教えてくれるのは、自分の感覚や感情
- まずは自分の感覚や感情に耳を傾けてみよう!(自分を愛することでもあるよね。)
こんな感じになるのですが、最後にもう1つ大事なポイントを書くとするならば、
「自分らしく生きている人」「自分らしく生きていない人」
という概念ではない。ということです。
誰だってバイオリズムはあるし、すごくエネルギーとして高まっている時だとしても、ちょっとした負の感情は抱くことはあるし。
つまり、自分らしいとは、人単位の話ではなく、時間単位だというニュアンス。
- 「自分らしく生きている時」「自分らしい選択ができていない時」
- 「自分らしく生きている瞬間」「自分らしい選択ができていない瞬間」
こんな感じで、その瞬間その瞬間はいつも平等。
過去にどんなことがあったとしても、今この瞬間から「自分らしく」生きてみませんか。