感情をシンプルに「快」と「不快」でとらえると、もっと生きやすくなる

自分らしく幸せに生きよう!という声が高まってきているからこそ、

自分らしい幸せの形であったり、自分の満たし方の分析にエネルギーをそそぐ機会は増えてきていますよね。

ただ、考えれば考えるほど、内観の沼にハマったような感覚に陥ったり。

どんどん自分のことがわからなくなったりしてしまうのも、また事実。

自分らしい生き方が分かりません。

何をすれば幸せに生きていけるのか、分からなくなってきました。

というご相談も、一昔前よりも増えたかなと感じます。

それだけ、それぞれが「自分らしい形」を模索しているんだなとも感じますが。

 

今回は、

  • 考えるのをやめて、感覚に耳を傾けてみよう
  • 感情を「快」と「不快」というシンプルな形でとらえてみよう

という主張をすることで、

そっか、自分のことは「感覚」が教えてくれてるよね。

自分の満たし方ってこんなに簡単なんだよね、本当は。

という気づきのきかっけになれば嬉しいです。

目次

自分の感覚を行動指針にしよう

「快」と「不快」の話に入る前に、前提としてお伝えしたいことは

いったん考えるのをやめて、自分の感情や感覚に意識をむけてみよう♡

という点です。

生きづらいな〜って感じてたり、

「自分ってなんなんや?」と自分探しの迷子になっている時。

こういう時って、どうしても思考が優位に働きがち。

自分の感情を分析したり、価値観を言葉にしてみようとしても、どんどん糸が絡まってしまいます。

なので、まずは頭で考えることを休めて、

自分の感覚を行動指針にしてみよう!

と意識を変えてみることを提案します。

その上で、次から「快」と「不快」の話をしていきますね。

(自分探しをやめて、感覚や感情に耳を傾ければ「自分らしく」生きられる!という解説はこちらの記事にて。)

人間はもともと「快」と「不快」からはじまる

私はよく、「快」と「不快」で感情をシンプルにとらえるといいよ〜!なんて言っているのですが。

この「快」と「不快」って、そもそも私が編み出した言葉でもなんでもなくて。

昔から心理学や脳科学で議論されてきたテーマであったり、赤ちゃんの感情の発達を説明する上で必要不可欠なワードです。

実際に私も「快」と「不快」という言葉に出会ったのは、看護学生の時で、

「赤ちゃんって、生まれた時は「快」と「不快」しか感情がないんだ!」

と、とても驚きました。

https://rhino.med.yamanashi.ac.jp/sukoyaka/pdf/mama_communi.pdf

こちらは厚生労働省のパンフレットから抜粋していますが、「興奮」から分岐しているという考え方のもと作られています。

細かいことはさておき、

赤ちゃんって最初は感情のレパートリーがなくて、成長していくうちに、「怒り」とか「喜び」とかいろんな感情に分岐していく

ということが、よく分かる図かなと思います。

「興奮」はさておき、もともとは「快」と「不快」が根本って・・・

本来、感情ってめちゃ単純やん。

とは思いませんか♡

まどか

「快」とか「不快」って、心理学とか精神分析学とかでとらえていくと、どんどん深い話になっていくので、そのあたりは割愛します。興味ある方は、調べてみてね♡

現状を、「快」と「不快」でとらえてみる

嬉しい、楽しい、誇らしい。

悲しい、悔しい、恥ずかしい。

成長していくにつれ、いろんな感情に分岐していくわけですが、

もとをたどれば「快」と「不快」の2択です。

さらに、大人になるにつれ、頭でいろいろ考えることが多くなり、感情なのか思考なのかすらよく分からない複雑な気持ちに陥りがちです。

この状況だと、自分の行動指針を作りづらくなって、生きづらさを感じるのも無理もありません。

 

だからこそ私が提案したいのが、

今のこの状況、「快」なの?「不快」なの?

と2択でとらえるという習慣を身につけるということです。

めっちゃシンプルでしょ♡

細かいことは気にせず、「快」か「不快」か自分に聞くだけです。

条件もくそもありません。

今の状態をそのままとらえるだけです。

まどか

心理学者マズローも、まずはありのままの観察による研究をしていました。ありのままをとらえる。大事だと思ってます。

で、「快」か「不快」かとらえたら、あとはこんな風に行動していくだけです。

「快」の場合

  • 何が自分を「快」にさせているか言葉にしてみる
  • 「快」でいられる時間を長くするための行動を言葉にしてみる

「不快」の場合

  • 何が自分を「不快」にさせているか言葉にしてみる
  • 「不快」でいられる時間を長くするための行動を言葉にしてみる

もう、めっちゃシンプル。

「快」の時間を長くし、「不快」の時間を減らす

という行動をするだけです。

人間の感情ってコンパスみたいなもので、

自分らしいことをしている時は「快」に、

自分らしくないことをしている時は「不快」に、

そんな風に教えてくれているものだと私は思っています。

つまり、自分探しをするんじゃなくて、自分の感情が「快」に傾いている時間を増やすってことだけを考えて行動していれば、おのずと自分らしい生き方のレールに乗ることが出来ているのです。

 

自分らしく生きられている時って、生きやすいんです。

生きづらさから脱却したかったら、まずは感情をシンプルにとらえてみては、いかがでしょうか。

「不快」との関わり方の詳細はこちらの記事で。

深く考えずに「快」を集めることで満たされていく

機嫌よく過ごしていれば、人は自然に集まってくるし、人間関係もスムーズでいられます。

それに、機嫌よくいられたら自分が幸せですよね。

でも、なかなか自分のメンタルをコントロールできない時ってあるし、

最近うまくいかないなぁ。

心がささくれてるなぁ。

って感じることはありますよね。あるある。

 

でもそんな時こそ、自分にとっての「快」のパターンを知り、小さくて良いから「快」を集めていく。

そんな積み重ねが、自分を満たすことにつながるし、人生の充実にも影響しているんじゃないかな〜って思っています。

まとめ

  • 人間ってそもそも感情は「快」と「不快」しかなかった
  • 「快」の時間を長くし、「不快」の時間を減らすには?で行動してみる

自分らしく生きよう!と思うと、どうしても「思考」や「行動」ばかりに意識がいきがちですが、

自分の「感情」や「感覚」に耳をかたむければ、自然に自分らしく生きていくことに繋がっている

と私は思っています。

生きづらさを感じた時は、ひとまず感情をシンプルにとらえてみてはいかがでしょうか。

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

4才0才の女の子のママ。
在宅フリーランス5年目。
小さな幸せを大事にしながら暮らしたい。
▶︎詳しいプロフィールはこちら

目次
閉じる