「コスパの良い幸せ」という切り口で、不足感からの脱却方法をヒモといてみる

いくら貯金をしても、「まだ足りていない感」がつきまとったり、

たくさん服は持っているんだけど、なんだか満足できなかったり、

それなりに暮らしているんだけど、「やっぱり年に2回は旅行に行かないと」という謎の義務感だったり。

あれ?5年後10年後も、ちゃんと暮らしていけるんやろか?みたいな不安だったり。

 

なんだか充足感とは遠いような気持ちになりがちですよね。現代って。

 

それも仕方がないことかなって思うんですけど。

だってニュースを見れば、「年金とは別に2000万円が必要」なんて言われたり、

SNSをひらけば楽しそうで映えてる写真が溢れているわけでして。

フリーランスとして仕事をしていたら、

「あれ?みんな私より先を歩んでいる気がする・・・」「みんなもっと稼いでるんちゃうん」みたいな焦りが出てきたり。

 

いつになったら満たされるのか。

いつになったら不足感から脱却できるのか。

 

今回はその、

なんか不足してる気がするわ〜。

みたいな感情に終止符を打つ1つの方法を、「コスパの良い幸せ」という切り口で語ってみようと思います。

あ〜、そうだよね、自分の気持ちを満たすものって、これくらいでもいいんだよね〜、本質だけ抑えられればなんとでもなるよね〜。

みたいな楽な気持ちになっていただけたら、幸いです。

目次

まずは、コスパの良い幸せを羅列してみる

まずは、コスパの良さそうな幸せについて、羅列してみるのはいかがでしょうか。

 

仮にもし、自分の幸せについて「旅行が好きだから、いつでも旅行が出来ることが私の幸せ」なんて答えてしまったならば、

来年、旅行に行けるだけの稼ぎがなかったらどうしよう・・・

なんていう不安がつきものになってしまうわけでして。

だから、今回に限っては、単刀直入に「自分の幸せ」について自問自答するのは避けるのが無難かなと思うんです。

 

だからこそ、変化球で

自分にとってコスパの良い幸せってなんかあるやろか?

と自分に聞いてみることを提案いたします。

 

で、実際に自分に聞いてみたら、こんなことがあげられました。

  • めっっっっちゃお腹すいてる時の、卵かけご飯(20円)
  • 家族で歩く、近所の散歩道(0円)
  • 旦那に内緒で家計のお金で食べるハーゲンダッツ(198円)

ちょっと、コスパが良いってどころじゃない。

小銭でどんだけ気分良くなれるんや、自分。

そんな項目が並んだのですが。

 

コスパの良い幸せだからこそ、

自分の「快」についての本質

って分かりやすいと思うんです。

それについて、次に解説していきますね。

(感情を超シンプルに「快」と「不快」でとらえるメリットについては、こちらの記事にて。)

コスパの良い幸せから分かる、自分の「本質的な快」

コスパの良い幸せは、羅列できたでしょうか。

あいつ、まじで安い女やな〜w

みたいな他人事でこの記事を読むのはお控えくださいね。

せっかくなので、2〜3個書き出してみてください。

あるでしょ?コスパの良い幸せ。

半分こしてドーナツを食べることだったり。

めっちゃ汚くなったキッチンをピカピカにすることだったり。

赤ちゃんの笑う動画とか見て、なんかほっこりすることだったり。

Amazonプライムのドラマで星野源を眺めることだったり。

 

で、そんなコスパの良い幸せから、自分が「快」になるポイントを探ってみるんです。

例えば私の場合なんですけど。

  • めっっっっちゃお腹すいてる時の、卵かけご飯(20円)

主婦の昼ごはんによくありそうなメニューですが。

シンプルに考えると、ようは、「美味しい」が快のポイントになってくるわけです。

 

人間って食に関する欲求で抱きがちですよね。

私も、

ホテルの美味しいビュッフェが食べたい〜!

回らないお寿司、月に1回は食べたい〜!

なんて思ったりもするんですけど。

でも、たった1つの欲求の「美味しい」を満たすだけなら、ごちゃごちゃ考えずに空腹にするだけで味わえるんですよね。

1皿800円のトロを食べる必要はなかったりするんです。

「快」を感じる暮らしって、めちゃめちゃ身近にあるとは思いませんか。

まどか

昔テレビで、北野武さんが「いろんなものを食べてきたけど、空腹の時に食べた塩おにぎりが1番美味しかった。」って言っていたような。

自分の「快」って複雑にすればするほど、それしか方法がない!って思いがちなんですけど、どんどん単純にとらえなおしていけば、他の方法でも味わえる「快」があると思うんです。

もちろん、回らないお寿司を食べることで得られる優越感だったり、特別感だったり、イベント感なんかもあるわけでして。

じゃあそれも、回らないお寿司だけが満たしてくれるかというと、そうでもなかったりするんですよね。

これって妥協とかではなく、不足していると感じがちな世の中だけど、満たしてくれるものはいつだってすぐ側にあるんだよ〜という視点のお話しです。

せっかくなので、残り2つの私の幸せについての説明に、お付き合いくださいませ。

  • 家族で歩く、近所の散歩道(0円)

今まではね、自分ってただただ旅行が好きだって思ってたんです。

いや、多分旅行は本当に好きなんですけど。

でも、「旅行に行く」という行為の中に、自分にとっての「コスパの良い幸せ」が関わっているって気づいたのです。

 

思い返してみたら、旅行の何を覚えているかっていうと、友達や彼(今の旦那)と良い景色を見ながら歩いたシーンなんですよね。

もちろん景色とか食べ物も脳裏には浮かぶのですが、

喋りながら歩いている場面ばっかり思い出すんです。

で、よくよく考えてみたら、私って歩くのが好きだったんですよね。

歩くことで「快」になる。

旅行もそりゃ行きたいけど、「旅行」というたくさんの行為が含まれる事柄から、自分が満たされるポイントを分解することで、旅行に行かなくても達成できる部分があるって気づけました。

 

3つ目の私の幸せについての話に移ります。

  • 旦那に内緒で家計のお金で食べるハーゲンダッツ(198円)

性格が悪いとかそういう悪口やめてくださいw

別に旦那を出し抜こうとかそういう話ではなくて。

なんだか誰かに奢ってもらえたら嬉しいな〜なんてこと、あるじゃないですか。

「今日も、おつかれさま♡」

なんて言ってもらうだけでもいいのですが。

 

誰にも気付いてもらえないようなところを掃除した時とか。

やって当たり前だと思われるような、子どもの送迎だったりとか。

そんな自分に、自分のお小遣いでハーゲンダッツを買うのもまた良きなのですが。

私はできれば、誰かに奢ってもらいたい。

大きく捉えれば、ここって承認欲求だったりするのかなとも思うんです。

で、それを自分で満たしてます。198円で。

198円でお腹も心もなんだか満たされるって、コスパ良くないですか?

 

たった198円で「よし!今日も家族のために頑張るぞ〜♡」なんて思えるわけです。

今回はハーゲンダッツって書きましたが、人によっては

  • 月に1回、エステに行くこと
  • 欲しいバックを買うこと
  • 好きな俳優さんが出てるドラマのDVD BOXを買うこと

だったりもするわけですよね。

自分へのご褒美は多種多様です。

 

そう思ったら、何千円〜数万円するご褒美に比べると、198円ってめっちゃコスパいいな〜って私は思います。

で、その198円の中にある「快の本質」というのが、承認欲求だったり「単なるご褒美」だったりするんですよね。

コスパの良いレパートリーも作っておくと、

いつでも心を満たせられる

って安心感に繋がりますよ〜。

まどか

ここに衝動買いをしてしまって困っている人は「パン屋さんに言って1番高いパンを買う」ことで満たされることもあるそうですよ。700円くらいの食パン1斤で物欲が抑えられたら安いものです。

自分を「快」にする代用事項の書き出しで不足感から脱却できる

幸せっていろんな形があるかと思うのですが、

  • 年に2回は旅行に行きたい
  • 最新の家電を使い続けたい
  • 月に1回はエステに通いたい

というような、限定的な条件ばかりならべると

それが叶わなかったらどうしよう

叶っても続けられなかったらどうしよう

なんていう不足感がつきまといます。

もうね、そんなんじゃ老後だって心配になって当然ですよ。

 

でも、今一度、自分にとっての「コスパのいい幸せってなんだ?」って書き出してみて、そこから見えてくる自分の満たされるポイントをぜひ分析してみてください。

自分を「快」にしてくれる代用事項をたくさんリスト化できるんじゃないかな〜って思います。

で、そんなリストを眺めていたら

幸せはいつでも近くにある

条件を作らなくても、自分を満たすことができる

なんて思えて、不足感から脱却できるんじゃなかな〜って思います。

試してみてね〜♡

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この記事を書いた人

4才0才の女の子のママ。
在宅フリーランス5年目。
小さな幸せを大事にしながら暮らしたい。
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