副業やフリーランスという働き方は、以前よりも浸透してきてはいますが、
リアルな友達に言うかどうか迷ってる
という方も多い印象です。
初めから自営業であれば、周りに話すことは抵抗がないかもしれませんが、今まで会社員だった場合や、専業主婦からフリーで働き出した場合、
今までと違う働き方をしている
という意識が働きますよね。
私自身、現在はフリーランスとしてホームページ制作をしたり、ライティング、コーチングなどを行なっていますが、
わざわざリアルな友達に告知する!という行動はとっていません。
ただ、たくさんのフリーランス仲間の話を聞くと、いろんな人に伝えている方もいるし、その恩恵もあるのは事実。
実際に私も、サラッと「チラシとか作ってます〜」と話したおかげでお仕事に繋がったケースもありました。
だから、今回は
リアルな友達に話すメリットとデメリット
を、具体的な体験談などをふまえながら解説してみようかなと思います。
リアルな友達に言おうかな。どうしようかな。
と、迷っている方は参考にしてみてくださいね〜。
結局はケースバイケースなのですが、その「ケース」ってどういった場面があるのかな?というイメージがつくようにお話ししていきます〜。
フリーランスの仕事をリアルな友達に話すメリット
まずは、リアルな友達にフリーランスとして働いていることを伝えるメリットをまとめます。
- 仕事につながるケースは多い
- 応援してもらえる
- リアルなユーザーの声を聞ける
1つ1つの詳細を解説していきますね。
①仕事につながるケースは多い
まず、フリーランスの仕事をリアルな友達に話すことで
仕事につながるケースは多いです。
私自身も、知り合いに「仕事復帰はいつするの?」と聞かれ、
「看護師はやめて、今はホームページとかチラシを作ってるよ〜。」
と答えたところ、
「ちょうど、チラシを作ろうと思っていたところなんだけど!!」
と、お仕事に発展したケースがあります。
それに、友達本人がサービスを必要としていなくても、
「私の友達、こんな仕事しているんだ〜」
という口コミだけで、仕事の依頼に繋がることは多々あります。
周りのフリーランス仲間からよく聞くのは
「友達の旦那さんが、会社で話題にしてくれて、そこからお仕事に繋がった〜。」
という、家族つながりからのご依頼です。
私は母が「まどかの働き方を気になっている人がいたから、名刺渡しておいたよ〜。」と言っていました。
集客を強化したいな〜と感じている人にとっては、
自分のサービスを友達や家族にオープンにすることは、メリットが大きい
と言えますね。
②応援してもらえる
フリーランスとしての働いていると、同僚もいないし上司もいないし、なんとなく孤独を感じる時もありますよね。
そんなときに、リアルな友達に
「自分で仕事を作っていってるだけで、本当にすごいと思う!」
と言ってもらえると、ただただ元気がわきます。
私はデザインを学ぶ前は、ライターやブロガーとして収益を上げていましたが、旦那に応援してもらえているのか実感が持てず、モヤモヤしている時期がありました。
そんなときに、自分の活動を知るたった1人の友達に言われた
「子育てしながら新しいこと始めてて、本当にすごいと思ってるよ。」
という言葉に、何度も支えられました。
③リアルなユーザーの声を聞ける
自分のサービスや商品って、自分では価値が図れない部分もありますよね。
しかもリリース前となると、お客様の声も聞けないし・・・。
そんなときに、
「こんなサービス作ったんだけど、どう思う???」
と、気軽にリアルなユーザーの声を聞けるのは、ありがたいことです。
フリーランスの仕事をリアルな友達に話すデメリット
ここまでは、リアルな友達に話すことで得られるメリットをお話ししましたが、
ここからは、デメリットを羅列していきます。
- 「友達価格」に悩まされる
- 知られたくない人に伝わる可能性がある
- かけ出しだとプレッシャーになる
1つ1つ解説していきますね。
①「友達価格」に悩まされる
まず1つ目は、「友達価格」に悩まされると言う点です。
友達だし・・・お金を請求するのは気がひける・・・。
と、感じる方は多いのではないでしょうか。
ただ、友達だからと言って割引きしすぎて、自分が疲弊してしまっては辛いところです。
一度安くしてしまうと、あとから正規の価格で請求するのはさらにハードルが上がりますしね。
それに、自分自身の葛藤だけではなく、中には
「友達だから、ちょっと安くしてよ〜。」
と友達の方から言われるケースもあるようです。
これらの「友達価格」に関する対策としては、
料金が記載されているページを作り、価格を聞かれたらそのURLを送る
という形をとるという方法。
自分の公式ホームページがあると、「詳細はこちらを見てね〜。」と言うだけで、言いにくい料金のことも伝えることができますよね。
\こんな感じ/
ちなみに私の場合は、「モニターさんの枠でこれだけ安くするから、こういうアンケート書いて〜♡」と交渉したりしています。
親しい友達の場合は、お互いの活動を応援したいという気持ちがありますよね。
だからこそ、お金のやりとりには固執せず、スキル交換などで価値をgiveし合うというやり方を採用することは多いです。
②知られたくない人に伝わる可能性がある
フリーランスという働き方や、今の活動などを、
「あの人には知られたくないな〜」
と思う人がいれば、リアルな友達に話すということはリスクになります。
それに、噂の対象になる可能性もありますよね。
- 辞めた職場
- むかし、仲がこじれた人
- 子ども関係のママ友
などなど。
私は前の職場でなぜか「まどかさんって、自営で農業やってるらしいよ?」という噂がたっていたそうです(笑)
田舎なので、「自営業=農業」というイメージがあるのかも。
あ、それでええよ。農業ってことにしといて〜wwwと対応しました。
③かけ出しだとプレッシャーになる
3つ目のデメリットは、
かけ出しの時は、周囲に話すことがプレッシャーになる
と感じるケースも多いという点です。
とくにWEBデザイナーという職種は、スキルが見た目で丸わかりなので、
軌道にのるまでは、SNSのアカウントがバレるのが嫌だ
という相談をいただくことが多々あります。
言いたいことが言えない!見られているのがプレッシャー!
と感じるのであれば、リアルな友達に知られるデメリットは大きいですよね。
Instagramを知人にバレないように運営するコツは、こちらの記事が参考になりますよ〜♡
誰に知られたら嫌なのかを明確にしてみよう
まとめになります。
\メリット/
- 仕事につながるケースは多い
- 応援してもらえる
- リアルなユーザーの声を聞ける
\デメリット/
- 「友達価格」に悩まされる
- 知られたくない人に伝わる可能性がある
- かけ出しだとプレッシャーになる
冒頭でもお伝えした通り、リアルな友達に言うか言わないかは
ケースバイケース
と言えますよね。
だからこそ、
誰に知られたらデメリットを感じるのか
という自分だけの指標をしっかり想定しておくことが大事になるのではないでしょうか。
自分の気持ちは、半年後、1年後、3年後には変わっていくものでもあるので、その時その時の指標を頭に置いておくと、
気持ちよくフリーランスとして活動していくこと
に繋がるかと思います。
在宅フリーランス5年目になり、リアルな友達に話すケースが徐々に増えてきたなと感じております。