ブログやSNSは、プライベートでの繋がりだけではなく、
自分の思いを発信したり、お仕事に繋げるためのツール
として便利に活用できますよね。
ただ、ブログにせよSNSにせよ、発信するのであれば「文章を書く」というのは多かれ少なかれ必要になります。
そんな時に、「書く」という作業に慣れていないと
文章って書くの苦手だ〜!どうやって書けばいいんだろう・・・。
と、モンモンしてしまいますよね。
そこで!
今回の記事では、
文章を書くのが苦手で、全然発信ができないよ〜。
という状態の、原因と解決策を5パターン解説しようと思います。
まだまだ発信の経験が少ないよ!という方に向けた内容ですが、発信に慣れてきた方も「最近うまく書けないな〜」と感じた時に見直してみてくださいね〜。
ライターでもあり、ライティングの講座も主催している私が、相談内容をもとにまとめてみました♡
「文章が書けない」と感じている人は、解決策を知らないのかも
まず、「文章を書くことが苦手」だと感じている方は、「得意です」という方よりも多いように感じますが。
おそらく、
- 解決策がわからない
- 改善点がわからない
という状態が、「文章が書けない」を克服できない理由なのではないでしょうか。
だからこそ、今回は「文章を書くのが苦手で発信ができない」と感じさせる
原因と解決策
を具体的に解説していこうと思います。
「文章を書くのが苦手で発信できない」の原因と解決策5パターン
では、さっそく「文章を書くのが苦手で発信ができない」と感じさせる原因を羅列してみます。
- みんなに伝えようとしている
- 一度にいろいろ書こうとしている
- 「ちゃんと書こう」としている
- 何者かになろうとして書いている
- 書けば「読んでもらえる」と思っている
これらの原因と、解決策を1つ1つ解説していきますね。
①みんなに伝えようとしている
まず、1つ目の原因はこちらです。
「みんな」に伝えようとしていて、なかなか文章が書けない
というものです。
ブログやSNSは、LINEでのチャットとは違い、
- たくさんの人の読んでもらえる可能性がある
- 知らない人にも読んでもらえる可能性がある
という点から、ついつい「みんなに伝えなければ」という心理が働きます。
しかし、人はみんな、悩みも好みも価値観も違いますよね。
ここも頭で認識しているからこそ
「みんなに対して書くのは難しい」
と感じてしまうのです。
みんなに伝えようとしている時の解決策
「みんなに伝わるように書くのが難しい」と感じる時の解決策は、ずばり
みんなに届けるのをやめる
です。
そもそも、「みんなに届け!」と書いた文章は、あたりさわりのない内容になってしまうので、結果的に
誰にも届きません。
だから、ブログやSNSで発信する時のコツは
リアルな1人を想像して、その人だけに届くように書く
が正解です。
②一度にいろいろ書こうとしている
次に「書けなくて発信できない」と感じさせる原因として、
一度にいろいろ書こうとしてしまっている
というのがあげられます。
- 言いたいことがいろいろあって、文章がまとまらない
- ついつい話が脱線してしまう
- 文章がダラダラとなりがち
これらに心当たりはありませんか。
一度にいろいろ書こうとしている時の解決策
いろいろ伝えたいことがある場合、それらを1つの文章として書くのは難しいものです。
話の終着点が決めにくいし、自分でも「結局何が言いたいいんだ・・・」と迷走してしまいますよね。
だから、こんな時は
伝えたいことを1つにしぼる
と念頭に置いておくことをおすすめします。
伝えたいことを1つにしぼっておけば、脱線することもないし、話が長くなりすぎることもなくなります。
ただここで難しいのが
伝えたいことを1つにしぼるって案外難しい
という点です。
例えば、私が書いた以下の記事。
こちらのタイトルを見ると、
え、考えるべきことを3つも言ってるじゃん!1つじゃないよ〜。
と感じるかもしれません。
こんな時は、タイトルの数にとらわれず
- 誰に伝えるのか
- 何を伝えるのか
- 何のために伝えるのか
これらを、文章を書く前に書き出してみてくださいね。
さきほどの記事の場合は、
- 誰に:「時間は有限!無駄にしてはダメ」という概念がしんどくなった人に
- 何を:しんどい気持ちを解消するための考え方
- 何のために:時間は有限!という考え方による窮屈さを解消してもらうため
と言う形になります。
この、「誰に」「何を」「何のために」を書き出す習慣をつくると、書く内容がブレずにすむし、ダラダラ書いてまとまらないという事態を避けられますよ〜。
③「ちゃんと書こう」としている
3つ目の原因として、なかなか発信までたどりつけない時は
「ちゃんと書こう」としている
のかもしれません。
読みやすいように書かなくては
誤解のないように書かなければ
このように、「ちゃんと書かないと!」と感じていると、書きたいことが書けなくなるし、投稿ボタンを押す指が震えますよね(笑)
文章を書くことが楽しくなるなってしまう原因にもなります。
「ちゃんと書こう」としている時の解決策
「ちゃんと書こう」と思いすぎて、文章を作ることに苦手意識がはたらいてしまったり、なかなか投稿にふみだせない時。
そんな時は、
3割くらいの状態で投稿しちゃおう
という点と、
受け取り方の自由までは介入できない
という点を頭においてみてください。
おそらく「ちゃんと書こう」と感じている方は、自分がもちうるスキルとエネルギーを超える文章を書こうとしてしまっています。
そういう方は、「3割くらいの状態で投稿」と意識してみてください。
文章を作ることに対して真面目な姿勢のあたなは、3割のモチベーションで、「7割くらい」の文章が書けるはずです。
100%の文章を世に出したいのに・・・。
と感じるかもしれませんが、
文章を世に出してこそ、スキルアップが加速する
ので、早いうちにどんどん出しちゃった方が、長期的にみて「早く満足する文章が書けるようになる」ことに繋がります。
また、自分の文章にたいして誤解や批判がこわい場合。
自分にできることは、「伝えたいことを伝わるように一生懸命書く」という部分まで
ということを心にとめてみてください。
たしかに、伝えたいことが伝わらないのは、書き手による責任ではありますが。
価値観や好みの相違などから、
相手の受け取り方を想定できない部分
というのは、たしかに存在します。
読み手による受け取り方の自由までは、介入できないのです。
たとえ、傷つけるつもりがなかったのに、自分の文章で誰かを傷つけてしまった場合。
それは、「相手の課題」です。
傷ついた感情から、本人が「気付き」を得る何かがあるのです。
例えば、「彼へのクリスマスプレゼントおすすめ5選」という記事を書いた時に、「昨日彼と別れた人」の胸をチクッとさせてしまうことはありますよね。
こういうケースを全て防ぐ必要はあるのでしょうか。
痛みから「気付き」を得て、昇華させる方法を全員が知っていれば、
誰かの負の感情に対して、他人が責任を負う必要がなくなるのになぁ
って私は思います。
私も誰かの何気ない一言で傷つくことはありますけどね。でもそれは、私自身の課題です。
④何者かになろうとして書いている
何か発信をしようと意気込んでいると、
どのようなキャラで書いていくか設定したい
と感じている方も多いようです。
ただ、この「何者かになろうとして書いている」というのが、発信できない理由でもあるのです。
ある程度キャラがたってないと、印象うすくなるしなぁ・・・。
どういう口調で書き進めようかなぁ・・・。
と悩んでいるうちに、発信できずに時間ばかりが過ぎてしまいますよね。
何者かになろうとして書いている時の解決法
何者かになろうとして、文章がなかなか書き進められない時。
そんな時は、以下のことを考えてみてください。
- 自分は、どんな感情で毎日を過ごしたいのか
- 自分の周りの人(読んでくれる人)には、どんな気持ちで過ごして欲しいのか
私は、ここを明確にするだけでいい。って思っています。
自分自身がどんな感情の人を増やしたいのかが明確になっていれば、その基準に沿った言葉を選ぶようになります。
例えば私は、
肯定的なエネルギーを増やしたい
という1つのコンセプトがあります。
安心、励み、楽しい、ほっとする、ワクワクする、自由な感覚、そんな感情を増やしていきたいので。
「文章が書けないのは、ただの努力不足!」
「発信をしたいんだったら、すればいいじゃん。」
なんていう、焦らせるような発信はしないし、そんな言葉選びはしません。
同じように、あなたがどんな感情を増やしていきたいのかが明確になっていれば、
じゃぁ、その感情になってもらうために自分が話せること
というのを考えていくだけでいいはずです。
たしかにキャラがあると、覚えてもらいやすかったり、そのキャラに惹かれる人もいるかもしれませんが。
発信にまだ慣れていない状況であれば、まずは
自然にふるまえる自分から生めるもの
を意識し、そんな自分に興味を持ってくれる人を大事にしていくことが先手なのではないでしょうか。
⑤書けば「読んでもらえる」と思っている
文章を書くのが苦手で発信ができないな〜と感じている最後の原因は、
書けば「読んでもらえる」と思っている
というのが、あげられます。
誰かに読まれると思うと、自分の文章のクオリティも気になるし、プレッシャーがかかりますよね。
読んで欲しい!という気持ちがあるからこそ、「ちゃんと書かないと」という意識になるのは自然な流れでもあります。
書けば「読んでもらえる」と思っている時の解決法
結論から言えば、
想像しているより、誰も私たちの文章を読んでいない
というのが、現状です。
現代人は何かと忙しいです。
フォローしている人の投稿、全員の文章を最後まで読んでいる人はいないでしょう。
調べ物をしてたどり着いたブログ、斜め読みしているのが現状でしょう。
安心してください、誰も自分たちの文章は読んでいません(笑)
全然読んでくれないからこそ、「読んでもらうためのライティングテクニック」というのが存在しているのです。
プレッシャーを感じる必要なんてないんです。私もこの記事も、きっと「誰が書いたか」なんて気にしている人はほとんどいないでしょうw
文章を世に出すことで見えてくるものがある
おさらいです。
文章を書くのが苦手で発信ができないよ〜!という原因は、以下の5つがありましたよね。
- みんなに伝えようとしている
- 一度にいろいろ書こうとしている
- 「ちゃんと書こう」としている
- 何者かになろうとして書いている
- 書けば「読んでもらえる」と思っている
それぞれの解決策もご紹介したので、
なんか、気が楽になった!発信できるかも〜。
という気持ちになっていただけていたら、嬉しいです。
なににせよ、人との繋がりだったり、価値の循環など、自分の文章を世に出すことで見えてくるものは確実にあるので、ぜひ発信は続けていきたいところですよね。
世に出すことで、文章を作ることに対して意識が高まるので、スキルも磨きやすくもなります。
文章作りの上達は、「改善点を知る」ことが鍵!
1つ1つ手直ししながら、書くことや発信することを楽しめる人が増えたらいいな〜って思っております。
相手の受け取り方を全てコントロールはできないからこそ、自分の書きたいことだったり、自分の世界観を大事にしながらライティングを楽しめる人も増えたら嬉しいな〜とも思っています。
さらに具体的にスキルアップしたい場合
今回は、文章を書くことが苦手で、発信がなかなかできないよ〜!という傾けに、5つのポイントをご紹介しました。
ライティングのスキルアップについて、
もっと具体的に改善方法を知りたいよ!
という方は、こちらのライティングプチ講座の動画も参考にしてみてくださいませ。
文庫本1冊程度で、今すぐ改善できるポイントが学べます♡